「なんで学校で家庭科や美術を習うのかなあ?」そうですね。そう思うのも当然かもしれません。一見すると数学のようには「勉強」には見えないかもしれません。
中学校でこういった教科でテストがあるのも「?」と思うかもしれません。
このように勉強っていえるのかなと思える実技教科です。とくにわかりやすいのが体育ですよね。運動すること自体は、皆さんから見ると勉強の対局にあるように見えるでしょう。
「だって、頭よりからだ動かしていればいいじゃん。」そう、そのとおり。一見すると、遊びと違いないように見えます。むしろ同じ部分が多いかもしれません。体の動かし方を習っているんです。
ただ、それが同じ教科の保健となるとどうでしょう。むしろ教室の椅子と机について「勉強」しますよね。健康やスポーツや運動で体を動かすことの意義を学びます。
「うん、たしかにそうだ。それって両方あって一つの教科なんだ。」そうです。いいところに気づいてくれました。まさにそうです。保健体育というのはまさにそれが一体になってひとつの学習なんです。
他の実技教科もじつはそうです。実技とあいまって机についてする「座学」があるのはどの教科も同じです。音楽だって美術だってそうです。
このように実技教科は実技を伴う教科です。ですから実技も含めて理解して習得できたかどうか成績がつけられることになります。