基本となるバスケットボールのうち、パスの技術について説明します。
チェストパス
チェストパスは味方に両手を使ってパスする方法のひとつです。指をしっかり開いてボールを持ちますが、手のひらはボールにはつけないようにします。
パスする方向に向かって片方の足を出すことによって方向をさだめます。そして両方の手首のスナップを使って、ボールを相手に向かって押し出すようにパスします。押し出す際に手のひら側が外に向くようにするとうまくいきます。
サイドハンドパス
ボールの受け手が横にいる場合に用いるパスです。右手で行う場合には手首をボールを持ったまま返して、右の脇をしめた状態からからだの横方向へとパスすることになるので、ひじ→手首→ボールを持つ指、の順番にうごかしてパスの動作とします。
ショルダーパス
肩ごしにパスします。ひじを伸ばしてボールをつかみ、受け手の方向をしっかり向いて手首を返してその反動でボールを送り出します。
ボールの受け方
パスを受ける方法です。基本は顔の前で両手の手のひらを送り手のほうに向けて、膝をまげて動きやすい姿勢でボールを受けます。低いボール、高いボールであっても手のひらを送り手のほうに向けるところは同じで、低いボールはなるべく姿勢を低くして受け取り、高いボールは腕を高くあげて受け取る姿勢をとります。