卓球について

卓球の歴史
イギリスでテニスを室内で楽しもうとしたことから卓球がはじまったとされています。そのための道具がつくられ、19世紀末にはセルロイドのボールが、1920年頃にはラケットに貼るゴム製のラバーが開発され広まりました。

卓球において世界卓球選手権では日本は1950年代初頭より活躍し、卓球王国とよばれるまでになりました。最近は中国が台頭し日本は目標とし競い合っています。

ラケットの持ち方にはシェークハンドとペンホルダーがあり、それぞれ専用のラケットがあります。最近はシェークハンドが主流になっています。

基本姿勢
卓球の基本姿勢は膝の力を抜いていずれかの足を少し前にし(右利きならば左足)、やや前傾姿勢となり、つま先寄よりに重心をのせるようにします。ラケットは胸の前に構えます。フォアハンドを中心とする場合には、台にむかって左側寄りに構えます。

フォアハンド
足はやや左足を前に構え、ボールにむかい腰を引きつつラケットを持つうでをバックスイングします。わきをしめ、ひじを伸ばさないようにします。いちばん引いたときに体重を右足に乗せ、左足に重心を移動させつつフォロースルーします。

その際にボールは体の正面でしっかり見ながら打ちます。打球点はボールが台にあたり頂点~落下しつつあるところで打ちます。ラケットはややかぶせ気味にしてドライブがかかるようにします。

ショート
シェークハンドの場合
ラケットの角度はボールをあてる面をすこし下向きに、手の甲を相手に見せるように胸の前で小さくバックスイングします。ボールは台でバウンドしてすぐにラケットにあてます。手首でスナップをきかせてスイングします。

ペンホルダーの場合
ラケットの角度はラバーを貼った面がすこし下向きになるように引いて構えます。その際にラケット横向きにして、なるべくボールを体にひきよせて打ちます。

ボールは台でバウンドしてすぐにラケットにあてます。ラケットを持たない側のうでをうしろにひくようにするとボールを引き寄せやすくなります。

サービス
ドライブサーブ
ラケットを持たない手のひらにボールをのせ、真上にほうり上げて(トス)、落ちてくるところをフォアハンドでスイングします。斜め上にボールをこすり上げるようにしてボールを順回転させます。

カットサービス(下回転サービス)
ラケットを持たない手のひらにボールをのせ、真上にほうり上げて(トス)、落ちてくるところをフラケットのボールをあてる面をななめ上向きにたもちつつ、ななめ下向きにスイングします。フォアハンド、バックハンドのいずれからでもサービスできます。

バックハンドサービスの場合には、ボールをトスするときに体を左にひねり、バックスイングします。ラケットをななめ下方向にスイングすることでボールに下回転を与えます。

ラケットにボールをあてる角度を変えたり、スイングの方向を変化させることで、横回転やななめ方向に回転を与えるサービスをすることもできます。これを変化球サービスといいます。

レシーブ
ドライブサーブをレシーブする際には、ラケットをややかぶせぎみにしてななめ上むきにスイングします。相手のボールに押されないように、しっかりふりぬきます。

カットサービスをレシーブする際には、ラケットをやや上むきにしてしっかりからだに引き寄せつつボールをのせるようにひじをのばすスイングします。

スマッシュ
高く浮いて返球されてきたボールは強打のチャンスでスマッシュといいます。ひじを曲げつつ、わきをしめてバックスイングし、上体をひねりつつラケットをかぶせぎみにしてすばやくスイングします。その際に左足に体重を乗せるようにうちこみます。

シェークハンドのバックハンドで強打する場合には、ラケットをもった側のひじを前におき、ボールをひきつけて体の正面であてます。このときからだが正面を向くようにします。ラケットを持つ側の手首をかえしつつ、ひじが伸びるようにうで全体を使いながら斜め上側にするどくスイングします。

卓球のゲームにはシングルスと、ふたりでチームを組むダブルスがあります。ダブルスでは交互にレシーブをします。

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剣道の練習問題

武道のひとつとして剣道は弓道や相撲などとともに古くからおこなわれてきました。1911年になると学校で体育の一種目に採用されました。第二次世界大戦後の占領下では剣道をはじめとした武術は禁止されていましたが、1953年にふたたびスポーツとして学校で取り入れられました。

1970年には国際剣道連盟が設立、世界でひろくおこなわれるようになりました。2012年度には武道(柔道、剣道、相撲など)とダンスが中学校の保健体育で必修となりましたそのため、それらの種目が実技とともに試験に登場するようになりました。

礼法
さて剣道に話をもどします。剣道は武道のひとつなので( ① )とよばれる所作が重んじられています。剣道を学ぶ場合、「( ② )」とあるように最初に教わる基本です。

この所作を正しく美しくおこなうことがスポーツマンシップにものっとりだれにとっても重要とされています。

礼法として、立っておこなう( ③ )、正座でおこなう〈 ④ )があります。正座のさいには左足からはじめ、立つには右足からおこないます。これを( ⑤ )といいます。

剣道具(防具)
剣道は( ⑥ )を使い相手に打ち込みますから、安全のために面、( ⑦ )、小手をつけておこないます。それらはかならず( ⑧ )の姿勢で着脱します。剣道具はいずれも安全を確保するために必須ですから正しく装着します。

構え
基本の動作としては、基本となるのが( ⑨ )の構えです。ほかに上段の構え、下段の構えがあります。中段の構えでは両脚はこぶしひとつほど空け、右足を前にした場合には、左足かかとをわずかにあげます。

間合い
相手のとの間合いは剣先が10センチほど交差する( ⑩ )の間合いが基本となります。ほかに遠い間合い、近い間合いがあります。

体さばき
体さばき(足さばき)は移動したい方向に近いがわの足から動かす( ⑪ )で行います。ふみこむ場合用いる踏み込み足、ほかに歩み足、継ぎ足、開き足なども打突(だとつ)の際に用います。

基本わざ
剣道のきほんのわざとして( ⑫ )、胴、小手(こて)があります。このうち面は、竹刀をふりかぶりつつ片足を踏みだしながら、相手の正面(もしくは左面、右面)を打突(だとつ)、つまりうちこみます。

小手には右小手と左小手があります。相手がうちこんできた瞬間にふみこんで小手部分をうちます。しないをはらいつつうちこむ場合もあります。

二段技(連続技)
面、胴、小手を組み合わせる( ⑬ )技(連続技)、相手の動きに合わせつつ、しないのうごきやすきのできる瞬間をみのがさずにしないをはらったり、うちこんだりすることがもとめられます。

なかにはうしろに引きながらうちこむ引き面、引き胴などの( ⑭ )もあります。相手が技を仕掛けてきたときにおこなう返しの技を( ⑮ )といいます。これには技をさけつつ有効な打突を得る体さばきが求められます。

剣道は個人と団体のふたつの競技があります。

答え ➀礼法 ②礼にはじまり礼におわる ③立礼 ④座礼 ⑤左座右起 ⑥竹刀 ⑦胴 ⑧正座 ⑨中段 ⑩一足一刀 ⑪送り足 ⑫面 ⑬二段 ⑭引き技 ⑮応じ技

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剣道について

武道のひとつとして剣道は弓道や相撲などとともに古くからおこなわれてきました。1911年になると学校で体育の一種目に採用されました。第二次世界大戦後の占領下では剣道をはじめとした武術は禁止されていましたが、1953年にふたたびスポーツとして学校で取り入れられました。

1970年には国際剣道連盟が設立、世界でひろくおこなわれるようになりました。2012年度には武道(柔道、剣道、相撲など)とダンスが中学校の保健体育で必修となりましたそのため、それらの種目が実技とともに試験に登場するようになりました。

礼法
さて剣道に話をもどします。剣道は武道のひとつなので礼法とよばれる所作が重んじられています。剣道を学ぶ場合、「礼にはじまり礼におわる」とあるように最初に教わる基本です。この所作を正しいく美しくおこなうことがスポーツマンシップにのっとり重要とされています。

礼法として、立っておこなう立礼、正座でおこなう座礼があります。正座のさいには左足からはじめ、立つには右足からおこないます。これを左座右起(さざうき)といいます。

剣道具(防具)
剣道は竹刀(しない)を使い相手に打ち込みますから、安全のために面、胴、小手をつけておこないます。それらはかならず正座で着脱します。剣道具はいずれも安全を確保するために必須ですから正しく装着します。

構え
基本の動作としては、基本となるのが中段の構えです。ほかに上段の構え、下段の構えがあります。中段の構えでは両脚はこぶしひとつほど空け、右足を前にした場合には、左足かかとをわずかにあげます。

間合い・体さばき
相手のとの間合いは剣先が10センチほど交差する一足一刀の間合いが基本となります。ほかに遠い間合い、近い間合いがあります。

体さばき(足さばき)
体さばき(足さばき)は移動したい方向に近いがわの足から動かす送り足で行います。ふみこむ場合用いる踏み込み足、ほかに歩み足、継ぎ足、開き足なども打突(だとつ)の際に用います。

基本わざ
剣道のきほんのわざとして面、胴、小手(こて)があります。このうち面は、しないをふりかぶり片足を踏みだしながら、相手の正面(もしくは左面、右面)を打突(だとつ)、つまりうちこみます。

小手には右小手と左小手があります。相手がうちこんできた瞬間にふみこんで小手部分をうちます。しないをはらいつつうちこむ場合もあります。

二段技(連続技)
面、胴、小手を組み合わせる二段技(連続技)、相手の動きに合わせつつ、しないのうごきやすきのできる瞬間をみのがさずにしないをはらったり、うちこんだりすることがもとめられます。

なかにはうしろに引きながらうちこむ引き面、引き胴などの引き技もあります。相手が技を仕掛けてきたときにおこなう返しのわざを応じ技といいます。これには技をさけつつ有効な打突を得る体さばきが求められます。

剣道は個人と団体のふたつの競技があります。