「自然の形の構成」練習問題

自然の形の構成に関しての練習問題を作りました。理解の確認に使ってください。

問1.次の文の( )に適当な語句を入れよう。( )内に選択肢があるときは正しいほうを選ぼう。

自然にあるものをよく観察してその( ① )のもつ美しさや面白さを捉えてみましょう。

例えばキャベツを縦に大きく切断すると、葉の積み重なった様子を観察することができます。ちょうど木の幹と枝が伸びている様子を真( ② )から見たような姿ともとらえることができます。

またキャベツを上から見ると、葉が規則正しく積み重なっていることがわかります。幾何学的な(③模様 網目)として捉えることもできます。

また同じくキャベツを横で切断すると葉の積み重なりを今度は横から捉えることができます。ある規則にしたがって葉が何層にも( ④ )いる様子を多角形のようにみなすこともできます。

そういった造形を全体や( ⑤ )で捉えてみます。その興味を持った部分について、単純化したり、強調を加えたりして、造形をデザインします。これを(⑥構想 想像)といいます。

そして、下書きをさらに発展させて着色してみましょう。見たとおりの色である必要はありません。むしろ自分が(⑦強調 活発に)させたい、興味をもったところをはっきりさせたいのであれば、アクセントとなる色を決めて、自分なりの色どりで塗ってみるといいです。

表現の方法を工夫するには次のような方法があります。

(1)直線を使って( ⑧ )に描いてみる。

(2)円や多角形などを中心にまとまりをもった表現にしてみる。

(3)( ⑨ )線で描いてみる。

(4)実物をそのままスケッチしてみる。

このような工夫(あるいはそれぞれを組み合わせる)によりデザインをします。

答え ①形 ②横 ③模様 ④積み重なって ⑤部分 ⑥構想 ⑦強調 ⑧単純 ⑨輪郭

構成美の要素の練習問題3

構成美の要素に関する問題をつくりました。テストに利用してください。

問1.次の構成美の要素を使った作品のそれぞれについて、おもに使っている要素の名前を書こう。








答え ①対称(シンメトリー) ②律動(リズム) ③繰り返し(リピテーション) ④ 階調(グラデーション)⑤対比・対立(コントラスト) ⑥比率・割合(プロポーション) ⑦強調(アクセント) ⑧つり合い(バランス)

解説

①対称(シンメトリー)

小学校や中学校の数学の図形のところで出てきた線対称や点対称のことです。美術では左右を対称にしたり、180度回転させたりすることで生じる効果を利用します。

②律動(リズム)

色や形などが連続して変化していく様子を描いたり、③のリピテーションの繰り返しの一部を工夫して動きや変化を加えたりして表します。

③繰り返し(リピテーション)

基本的な形を画面上に配置して画面全体に変化が出るように工夫して並べます。

④階調(グラデーション)

よく使う色面の技法のひとつで、色や形をある基準で変化させていくものです。特に色を段階的に変化させていくものが使われます。

⑤対比・対立(コントラスト)

反対の形や色を組み合わせることで、いずれも引き立て合う効果をねらう表現です。

⑥比率・割合(プロポーション)

大きさや形を縦横の比や大きさを組み合わせて表現します。

⑦強調(アクセント)

単調な構成をある一部分のみ色や形を変化させて、注目させて全体に締まった感じにする効果を出ます。

⑧つり合い(バランス)

形や色を組み合わせて左右は違うけれども、つり合いが取れている状態をつくります。左右が全く同じなら①の対称になります。

構成美の要素の練習問題2

次の構成美の要素について何というものか書こう。

①小学校や中学校の数学の図形のところで出てきた線対称や点対称のことです。美術では左右を対称にしたり、180度回転させたりすることで生じる効果を利用します。

②色や形などが連続して変化していく様子を描いたり、③のリピテーションの繰り返しの一部を工夫して動きや変化を加えたりして表します。

③基本的な形を画面上に配置して、画面全体に変化が出るように工夫して並べます。

④よく使う色面の技法のひとつで、色や形をある基準で変化させていくものです。特に色を段階的に変化させていくものが使われます。

⑤反対の形や色を組み合わせることで、いずれも引き立て合う効果をねらう表現です。

⑥大きさや形を縦横の比や大きさを組み合わせて表現します。

⑦単調な構成をある一部分のみ色や形を変化させて、注目させて全体に締まった感じにする効果を出ます。

⑧形や色を組み合わせて左右は違うけれども、つり合いが取れている状態をつくります。左右が全く同じなら①の対称になります。

答え ①対称(シンメトリー) ②律動(リズム) ③繰り返し(リピテーション) ④ 階調(グラデーション)⑤対比・対立(コントラスト) ⑥比率・割合(プロポーション) ⑦強調(アクセント) ⑧つり合い(バランス)