「早春賦」の練習問題

問1.つぎの文の( )に適当な語句を入れよう。

「早春賦」の作詞は( ① )、作曲は( ② )です。②は「夏の思い出」や「雪の降る町を」を作曲した( ③ )の父親になります。東京音楽学校の教授でもあり、オルガンの演奏者としても知られていました。

「早春賦」は、( ④ )調の曲です。④調の楽譜には♭の記号が( ⑤ )つつきます。

この曲は( ⑥ )拍子です。♩=( ⑦ )ぐらいの速さで演奏します。この曲は一拍目が強拍でないので、( ⑧ )の曲です。この曲の歌詞のある最初の小節は拍数が不足しています。このような小節を( ⑨ )小節といいます。

この曲は( ⑩ )形式の曲です。つまり、大楽節2つからなります。A(a,a’)B(b,a”)のかたちになります。

こたえ ①吉丸一昌 ②中田 章 ③中田喜直 ④変ホ長 ⑤3 ⑥8分の6 ⑦116 ⑧弱起 ⑨不完全 ⑩二部

「早春賦」について

「早春賦」についての説明です。

「早春賦」の作詞は、吉丸一昌(よしまるかずまさ)、作曲は中田 章(あきら)です。中田 章は「夏の思い出」や「雪の降る町を」を作曲した中田喜直の父親になります。東京音楽学校の教授でもあり、オルガンの演奏者としても知られていました。

「早春賦」は、変ホ長調の曲です。変ホ長調の楽譜には♭の記号が3つつきます。

この曲は8分の6拍子です。♩=116ぐらいの速さで演奏します。この曲は一拍目が強拍でないので、弱起の曲です。この曲の歌詞のある最初の小節は拍数が不足しています。このような小節を不完全小節といいます。

この曲は二部形式の曲です。つまり、大楽節2つからなります。A(a,a’)B(b,a”)のかたちになります。

「魔王」についての復習問題

「魔王」についての復習です。どのくらいできますか。

問1.次の文の( )に適語を入れよう。
(1)「魔王」は、(①)(国名)の作曲家の(②)(人名)が作った歌曲(リート)です。
(2)この曲は、(③)の伴奏がつく(④)の曲です。
(3)「魔王」は一人の歌い手が(⑤)、父、子、(⑥)と歌い分けて(⑦)の形式で進んでいく曲です。
(4)この曲は(⑧)拍子の曲で、(⑨)調の曲です。
(5)この曲の原詩はドイツの(⑩)(人物名)の作ったものです。
(6)②の作曲家の活躍した時代の音楽は普通(⑪)と呼ばれます。
(7)この曲は男性の音域が中ほどの(⑫)歌手によって歌われます。声色や歌い方をたくみに変えて(3)の4人を歌い分けます。
(8)この曲の前奏でフォルテで繰り返される音符である(⑬)は馬が駆ける様子を表しています。4分の4拍子のこの曲の場合、この⑬のひとつで(⑭)音符の長さになります。

答え (1)①オーストリア ②シューベルト (2)③ピアノ、④独唱  (3)⑤語り手(または魔王) ⑥魔王(または語り手)、⑦対話 (4)⑧4分の4 ⑨ト短 (5)⑩ゲーテ  (6)⑪ロマン派 (7)⑫バリトン (8)⑬三連符 ⑭四分

問2.「魔王」について次の問いに答えよう。
(1)「魔王」のようにドイツ語による歌曲を何といいますか。
(2)つぎの「魔王」の曲に登場する人物の役割A:(あ)~(え)を人物の歌い方の特徴B:(a)~(d)と結びつけよう。
A:(あ)呼びかけを繰り返して子どもを誘い込もうとする。
 (い)魔王がいるとうったえかける。
 (う)馬を駆けさせている。
 (え)物語の情景を説明する。

B:(a)はじめはやさしく、次第に激しく歌う。
 (b)声がだんだん高くなるように歌う。
 (c)低めの声でなだめるように、安心させようと歌う。
 (d)感情を入れないで歌う。
(3)「魔王」を作曲したシューベルトは別名何と呼ばれていますか。

答え (1)リート (2)(あ)(a)、(い)(b)、(う)(c)、(え)(d) (3)歌曲の王