衣服について

衣服の働きには次のようなものがあります。

まずは、体を清潔に保つはたらきがあります。下着などの衣服をまめに取り換えることで、清潔に体を保つことができます。

さらに寒さから身を守り体温を保ったり、暑さを避けたりするはたらきがあります。同時に衣服は汗を吸い、水分の出入りを行います。

様々な活動にあった衣服を身に着けることで、安全を保ったり、動きやすくしたりすることができます。

衣服には社会で生活するうえでの役割があります。

ある仕事について制服を着ることで、その仕事を行う人として、明確に役割がわかります。(例)警察官、医師、看護師、僧侶など

その催しや儀式に合った服装をすることで気持ちを表すことができます。

自分らしい個性を発揮したり、まわりの人にある印象を与えたりします。その時々により衣服をT.P.O(時間・場所・目的)に合わせて選べます。

衣服の汚れと手入れのまとめ

衣服の汚れと手入れの方法についてまとめました。

(1)衣服の汚れとは
チリ、ほこり、食べ物、泥などで衣服は汚れてしまいます。表面についていることが多いので、ブラシがけ(ブラッシング)などで手入れをすることで落とすことができます。

しかし、繊維のおくの方までしみ込んでしまった汚れ(食べこぼし、絵の具、泥など)、さらに肌と接していたことで生じる汚れ(汗や皮脂など)についてはブラッシングでは落とせません。

これらをそのままにしておくと変色やにおいが生じ衛生的ではありません。虫食いなども生じます。汚れは落としておくことで衣服を長持ちさせます。

(2)手入れの方法と保管について
したがって衣服にしみこんだ汚れについてはしみ抜きや部分洗い、丸洗い(洗濯機を使うことが多い)をすることになります。

ほころびやしわが生じますから、補修したりアイロンをかけたりして手入れをします。

すぐに着られるようにたたみ方やしまい方を工夫します。季節に応じて衣替えすることもあります。

セーターは水洗いすると縮んでしまうおそれがあるので、ドライクリーニングや専用の洗剤を使用して手洗いします。編み物などは型くずれするのでつり干しせずに乾かします。綿はしわになりやすいので干す際によくしわを伸ばします。

既製服は取り扱い絵表示にしたがってその指示に従った手入れの方法を守ります。

衣服の手入れに関する練習問題

衣服のところの練習問題です。教科書をよく読んで理解してから解くと効果的です。

問1.次の文の( )に適語を入れよう
(1)衣服の汚れとは
チリ、ほこり、食べ物、泥などで衣服は汚れてしまいます。表面についていることが多いので、ブラシがけ( ① )などで手入れをすることで落とすことができます。

しかし、繊維のおくの方までしみ込んでしまった汚れ(食べこぼし、絵の具、泥など)、さらに肌と接していたことで生じる汚れである(②)や皮脂などについてはブラッシングでは落とせません。

これらをそのままにしておくと( ③ )やにおいが生じ衛生的ではありません。場合によっては穴をあけてしまう( ④ )なども生じます。汚れは落としておくことで衣服を( ⑤ )させることができます。

(2)手入れの方法と保管について
したがって衣服にしみこんだ汚れについてはしみ抜きや( ⑥ )、( ⑦ )(洗濯機を使うことが多い)をすることになります。

衣服を洗濯などをしますとほころびや( ⑧ )が生じますから、補修したり( ⑨ )をかけたりして手入れをします。

すぐに着られるように( ⑩ )方やしまい方を工夫します。季節に応じて衣服を入れ替える( ⑪ )することもあります。

セーターは水洗いすると( ⑫ )しまうおそれがあるので、( ⑬ )や専用の洗剤を使用して手洗いします。編み物などは( ⑭ )するのでつり干しせずに乾かします。綿はしわになりやすいので干す際によくしわを伸ばします。

既製服は( ⑮ )にしたがってその指示に従った手入れの方法を守ります。

答え (1)①ブラッシング ②汗 ③変色 ④虫食い ⑤長持ち (2)⑥部分洗い ⑦丸洗い ⑧しわ ⑨アイロン ⑩たたみ ⑪衣替え ⑫縮んで ⑬ドライクリーニング ⑭型くずれ ⑮取り扱い絵表示