買い物をしたり、調理をしたりする際に食品の鮮度を知ることは大事です。
魚の場合について鮮度を見る方法を説明します。魚の場合のポイントです。基本的に一尾のままの状態で示した例です。
①身にしっかりとはりがあると鮮度がいいです。押してみて弾力があり、骨に身がしっかりついている状態のもの。汁(ドリップ)が出ていないもの。よくトレイにラップがかけてある容器で売られていますが、そのなかに汁が出ていない状態がいいです。
②目がきれいに澄んで透明なものは新しいです。盛り上がっていて、赤く濁っていない。
③うろこに光沢があるもの。
④いやなにおいやくさみがない。
⑤えらの部分が美しい赤色をしている。
などです。購入する場合にも、店から移動に時間がある程度かかりそうなときには、氷を入れたり、保冷バックに入れたり、冷たい牛乳などのそばに入れたりするとよいです。
すでに購入してからある程度時間が過ぎたものは、刺身用と表示があっても煮たり焼いたりするほうが望ましい場合もあります。切り身で売られているもののなかには鮮度が見分けにくいものもあります。生食用と表示がない場合には基本的に火を通します。
基本的に旬の魚を選ぶと品質や鮮度がよく、脂がのっていたりしておいしく、しかも値段も手ごろな場合が多いです。