食品群と栄養素の関係

健康と食生活のところで食品群というのが出てきます。食品を大まかに6つの群に分けたものです。それぞれ主な栄養素に分けることができます。まとめてみましょう。それぞれ群の後ろの説明が栄養素です。

(1)主に体の組織をかたちづくる
*1群…タンパク質(肉・魚・大豆製品)皮膚や筋肉、内臓や、髪などをつくります。
*2群…無機質(牛乳・煮干、海草)骨や歯、血液をつくります。

(2)主に体の調子をととのえる
*3群…ビタミン(緑黄色野菜)目や成長、エネルギを作り出す際に必要です。
*4群…ビタミン(その他の野菜)傷の回復、骨や歯を丈夫にするのにはたらきます。

(3)主にエネルギーとなる
*5群…炭水化物(ご飯・パン・いも・めん)エネルギー源や腸の働きをよくします。
*6群…脂質(油・バター・マーガリン)エネルギーとなり蓄えられ体温を維持します。

こうした区別は厳密なものでなく目安です。したがって だいこんは葉の部分は3群ですし。根の部分は4群です。2群の牛乳も質の良いタンパク質を含む1群の側面も持っています。