食品の取り扱い 練習問題

食品の取り扱いについての練習問題です。

問1.次の問いに答えよう。

(1)次は食品を保存する上での注意点に関する文です。( )に適語を入れよう。
食品は、栄養素が含まれますので、カビや細菌など人体に悪い作用を及ぼす恐れのあるものが繁殖する恐れがあります。夏などの高い( ① )や、湿度の( ② )状態は、要注意です。

それを防ぐには、早めに調理し、長く常温で放置しないこと。( ③ )や冷蔵して保存することなどがあります。

(2)食品の安全が保証される目安となる表示を何といいますか。

(3)(2)に対して、おいしさが保証されている期限を何といいますか。

(4)調理するうえで、肉を切ったまな板で、続けて調理する際にはどうしたらよいですか。簡単に説明しよう。

(5)食品の安全と並んで、調理するうえで気をつけた方がよいことで、間違っているものを記号で選ぼう。
 ①調理する前によく手を洗っておく。
 ②細菌が増える前に使い切る。
 ③ぶた肉は、内部まで火が通らなくてもよい。
 ④使ったふきんを漂白剤につけて消毒する。

(1)①温度 ②高い ③冷凍 (2)消費期限 (3)賞味期限 (4)洗剤などを用いてよく洗ってから用いる。(5)③

新鮮な魚とは

買い物をしたり、調理をしたりする際に食品の鮮度を知ることは大事です。

魚の場合について鮮度を見る方法を説明します。魚の場合のポイントです。基本的に一尾のままの状態で示した例です。

①身にしっかりとはりがあると鮮度がいいです。押してみて弾力があり、骨に身がしっかりついている状態のもの。汁(ドリップ)が出ていないもの。よくトレイにラップがかけてある容器で売られていますが、そのなかに汁が出ていない状態がいいです。

②目がきれいに澄んで透明なものは新しいです。盛り上がっていて、赤く濁っていない。
③うろこに光沢があるもの。
④いやなにおいやくさみがない。
⑤えらの部分が美しい赤色をしている。

などです。購入する場合にも、店から移動に時間がある程度かかりそうなときには、氷を入れたり、保冷バックに入れたり、冷たい牛乳などのそばに入れたりするとよいです。

すでに購入してからある程度時間が過ぎたものは、刺身用と表示があっても煮たり焼いたりするほうが望ましい場合もあります。切り身で売られているもののなかには鮮度が見分けにくいものもあります。生食用と表示がない場合には基本的に火を通します。

基本的に旬の魚を選ぶと品質や鮮度がよく、脂がのっていたりしておいしく、しかも値段も手ごろな場合が多いです。