テストとなるといつも緊張して舞いあがってしまう。そういう人は読んでみてください。
じつは緊張するのはそんなに悪いことではないです。逆に「テストで眠くなって・・・」という方が心配なぐらいです。
緊張が適度なレベルならば、もっともテストを受けるには適した条件です。かなりの人がかん違いしているようです。「自分は緊張している、いけない、いけない、落ち着こう、落ち着こう」という思いが強くなりあせりがうまれます。
なぜある程度緊張する方がいいかというと、じつは緊張とは注意力が高まることを意味しています。敏感に反応するということです。細かいことに気がついて自分を修正しやすくできている状態といえます。
せっかく適度な緊張でテストにとっては好都合なのに、どうしようと逆にあせる気持ちが増してしまいがちです。
そこでこう思ってみるとどうでしょう。「緊張しているな」と思ったときには、「私も人なみに緊張しているんだ。やった、これでテストが解けるぞ」と思えばいいです。
むしろ緊張しなくて…と言う人は、ぼんやりして解きそこなったり、ミスをしたりしがちになります。このほうがよくありません。
だから、緊張それ自体は悪いことではありません。むしろ緊張しすぎていると思い込むほうがよくありません。ほとんどの緊張は適度なものといえます。こうした適度な緊張こそが物事を進めるうえで、最適の状態といえます。
ですから「ああ、緊張してきた、どうしよう。」ではなく、「やった、緊張できた。いいぞ。」と思ってかまいませんし、そうなれたらしめたものです。