ごみの処理について

毎日の生活のなかでどうしてもごみが出てしまいます。そのままごみをほうっておくとまわりはすぐにごみだらけになってしまうでしょう。

そのためごみはつねに適切な方法で処理されています。さまざまな処理法がありますがそれは住んでいる地域により多少ちがいがあります。なかでも多いのはごみの焼却です。ごみを燃やすには燃料が必要になります。石油やガスがその燃料として使われることが多いです。

ごみを燃やすときには有害な化学物質がなるべく多くできないように、燃やす温度や方法を工夫するようにしていますが、それでも燃やすときにできる化学物質の影響には注意が必要です。

燃やさない場合には埋め立てによりごみに土砂をかぶせる方法で埋められています。しかしそのごみを埋め立てられる場所にも限界があります。

そこでごみの減量を目的として資源化したり、リサイクルなどに利用したりすることが広くおこなわれています。ごみをこまかく分別することにより資源化することができます。

私たちの生活の中でごみを減らす方法として、ものを長く大事に使ったり、1回だけでなくくりかえし使える製品やリサイクルの容易な商品をさがしたりすることもだいじなことです。それにより地球環境への負荷をすこしでもへらすことがもとめられています。

心の発達について

人間の心は

①知的機能
②情意機能
③社会性

が複雑に絡み合って成立することがわかっています。すべて大脳の働きによるものです。皆さんたち思春期にはこの大脳が発達する最後の仕上げの段階に達しています。

そのため、この段階での①~③の働きが組み合わさって出来上がるわけです。何も難しいことではなく、皆さんが部活をしたり、本を読んだり、映画を見たり、外で遊んだりすることを通して①~③のことが大脳に刺激を与え、その部分が発達するようにできています。

したがってそういう経験を積むことが大脳を発達させ、成人の大脳の状態に向かわせることになります。

①知的機能
記憶したり、話をしたり、理解したり、判断したりすることは、知的機能といいます。これは生まれてから今まで、物事を自分で決めていったり、人から言われたことを自分で判断したりすることで発達していきます。

②情意機能
心を揺り動かす働きである感情はうれしいとか悲しいとかの気持ちのことで、どの発達の段階でも備わっていますが、だんだんと複雑になっていきます。自分で調節したり、人の気持ちも含めて理解したりすることができるようになっていきます。

自分のことを自分で決め、それを実行していく心の働きを意志といいます。これは物事の達成で充実した気持ちになったり感動したりすることを通じて養われます。この感情や意志のことを情意機能といいます。

③社会性
人間は一人で発達していくわけではなく、必ず社会で生活していくうえで必要な協調性や責任感などの必要な場面を経験することを通じて発達していきます。これを社会性の発達といいます。

生活習慣病とは(まとめ)

生活習慣病についてまとめました。

生活習慣病とは生活の習慣がその病気に関わる病気のことです。たとえば
糖尿病
がん
心臓病
脳卒中
高血圧
などです。このうち、がん、心臓病、脳卒中は日本人の三大死因になっています。

どんな生活習慣がこれらの病気の引き金になるかといいますと、
①食事の乱れ
②運動不足
③酒の飲みすぎ
④喫煙
⑤ストレス
⑥脂肪のとりすぎ
⑦塩分のとりすぎ
などです。これらが長年続くことで発症するといわれています。

中でもがんを予防するには次のことを守るとよいとされています。
①体を清潔に保つ
②肉のこげを取り除いて食べる
③限度を超えた飲酒を避ける
④食べすぎ、脂肪の取りすぎを避ける
⑤塩分の摂取を控える
⑥日光にあたりすぎない
⑦多くの食品、変化のある食事をする
⑧ビタミン(適量)と繊維質を摂る
⑨運動をする
⑩バランスの取れた栄養を摂取
⑪カビに注意する
⑫喫煙しない

などです。

生活習慣病を予防するには
①健康の増進と発症の予防
②予防を支援する社会的環境の整備
③早期発見と早期治療
が必要になります。子どものときから発症を予防する生活習慣を身につけることが大切です。