生活が充実していると感じている時とはどんなときでしょうか。多くの人は、家族といるとき、友だちや知り合いといるとき、からだを動かすスポーツや趣味のことをしている時などにそう感じるのだそうです。
このうちスポーツは人と人の交流の方法として、そして体を健康に保ったり、心を育んだりすることに欠かせないものとなりました。そこで多くの人々がそれに親しむようになったことでスポーツは文化となりました。
スポーツはどこの国の人々でも障害のあるないに関わらず楽しむことができます。これをスポーツ フォー オールといいます。そこで日本においては、スポーツ基本法が作られました。スポーツ立国戦略で、生涯においてスポーツができるように、そしてトップアスリートが育つように、スポーツが行える環境づくりをしていくことが定められました。
最近はリオデジャネイロでオリンピックが開催されました。そしてその4年後の2020年には東京オリンピックです。世界の人々との間でスポーツを通じて平和に交流することが目的です。この考え方をオリンピズムといいます。この他に、各競技ごとに行われる世界選手権やワールドカップなどが開催されています。
こうした大会の実施を通じて世界の人々が出会い、相互の理解が深まります。世界の人々はこうした選手たちの活躍を観戦でき、スポーツの魅力や素晴らしさを知ることができます。これらの大会はより一層重要な役割を担うようになってきました。このようにスポーツは人々を結び付けるはたらきがあります。
性別や障害の有無、年齢などで分け隔てなくいっしょに楽しむことができます。こうしたスポーツにはユニバーサルスポーツと呼ばれるものもあります。