環境と適応に関する練習問題です。
問1 次の文の( )に適当な語句を入れるか、正しい方を選ぼう。
周囲の温度が変化するにつれて、私たちの体では、( ① )を保つはたらきが起こります。酸素の濃度や気圧の変化についても同様に体は反応して、一定の機能を保とうとします。
このように体が環境の変化にともなって、対応しようとすることを( ② )といいます。その働きのことを( ➂ )といいます。この能力は、さまざまな環境の体験を繰り返すことで(④弱める 高める)ことができます。
例えば、私たちが冬が来るときは寒く感じても、しばらくその寒さが続いているうちに、体が慣れて、同じ気温ではそれほど寒く感じなくなるような働きです。
しかし、その能力には限りがあります。冬山などのとても気温の(⑤高い 低い)ところなどの過酷な環境には、耐えられず遭難してしまうこともあります。酸素の不足や有害物質のある環境では、それに伴う症状が現れることがあります。熱中症などもそうした症状のひとつです。
それではこうした環境の条件とはどんなものがあるでしょう。そのひとつは温度です。過ごすのにちょうどいい温度のことを8 ⑥ )といい、夏では( ⑦ )℃、冬では( ⑧ )℃です。
その範囲を外れると暑く感じたり、寒さを感じたりします。あまりに極端な温度は上に示したように、適応能力を超えますから、適度な冷暖房や暑さや寒さをしのぐ工夫が大切になります。また、あまりに冷暖房に頼りのもよくありません。環境への適応能力を低下させてしまうことにつながるからです。
答え ①体温 ②適応 ➂適応能力 ④高める ⑤低い ⑥至適温度 ⑦25~28 ⑧18~20