レタリングの練習問題

レタリングの基本について学んだら、以下の練習問題で理解できているか確かめましょう。

問1.次の文の( )に適当な語句を入れよう。

生活の中では様々な文字に囲まれています。それらの文字は見やすいようにデザインされて機能美を持ちます。こうした文字をデザインすることを( ① )といいます。

レタリングにはいくつかの決まりごとがあります。基本的な要素を学ぶと、見やすく訴える力のある文字にすることができます。

レタリングの字体は数多くあります。基本的なものとしては縦横の線の太さに違いのある(A)( ① )と線の太さに違いのない(B)( ③ )があります。「永」の字には点画などがいずれも含まれており「( ④ )」といいます。

明朝体

明朝体とは名前が示すように( ⑤国名 )の明朝に作られた古い文字からデザインした字体です。すっきりとして見えます。

(1)横の線を( ⑥ )く書くのに対し、縦の線は( ⑦ )く書きます。

(2)はねを独特の形にします。

(3)横の線のとめの部分と曲がりの部分に「( ⑧ )」をつけます。

(4)左はらいは先を尖らせますが、右はらいは特有の形になります。

ゴシック体

ゴシック体は点画の太さに差がない字体です。力強く見えます。

(1)縦横関係なく同じ太さで書きます。

(2)はねは明朝体とは異なる独特の形にします。

(3)横の線のとめはつけずに、縦の線のはじめなどには小さく「ウロコ」をつけます。

(4)左払い、ハネなどは太いまま、先をわずかに尖らせます。

いずれの字体についても漢字よりひらがな・カタカナをわずかに( ⑨ )いポイントにするとバランスがとれます。しかもひらがな・カタカナはいずれの文字も正方形には収まらない文字が多いので適宜かたちを調節します。アルファベットのIや数字の1など細い文字の字間は( ⑩ )てバランスよく配置します。

答え ①レタリング ②明朝体 ③ゴシック体 ④永字八法 ⑤中国 ⑥細 ⑦太 ⑧ ウロコ ⑨小さ ⑩詰め

モダンテクニックの練習問題

モダンテクニックの練習問題です。

問1.次の問いに答えよう。

(1)でこぼこのある面に紙を置き、上から鉛筆などでさっとなぞって模様を浮き出させるこすりだす手法を何といいますか。

(2)様々な模様や文字の入った英字の新聞、包み紙やポスター、カレンダー、写真、雑誌などの一部を切り取り、別の紙に貼っていき、一つの作品にする貼り絵の手法を何といいますか。次から該当するものを記号で選ぼう。

 ①モンタージュ ②モンターニュ ③ポタージュ ④フロッタージュ

(3)デカルコマニーの手法について簡単に説明しよう。

(4)マーブリングの手法において、使う絵具は水より軽いか、重いか答えよう。

(5)スパッタリングの手法の説明としてふさわしい文をつぎから記号で選ぼう。

 ①水の表面に浮く絵の具の模様をさっと紙に引き上げる。

 ②さまざまな自然や人工物の模様の面白さを引き出せる。

 ③絵の具の細かな飛沫を紙に飛ばし、模様や色を表現する。

(6)次の文の表すモダンテクニックの手法の名称を書こう。

紙に絵の具たらした絵の具が乾かないうちに、そこに息を吹きかけたり、紙を傾けたりして流れる模様を表現します。

答え(1)フロッタージュ (2)④ (3)濃い絵の具を紙に置いていき、乾かないうちに折りたたむ。(4)軽い (5)③ (6)ドリッピング

粘土の練習問題

粘土に関してもう一度練習問題を作りました。

問1.次の文の( )に適当な語句を入れよう。

粘土でさまざまな立体のものを作ることがあります。例えば「手」、「頭」や「人物」などの( ① )をつくることがよくあります。その作り方の概要を説明します。

粘土で様々な①を作るには、けっこう粘土は重いので、その重さに耐えるために( ② )をつくり芯にします。これには針金を巻いたり、( ③ )材を立てたりしてつくります。しっかりした台にこれらの心棒を固定します。

いずれにしても心棒にはしゅろ縄をぐるぐると巻いて粘土が( ④ )しておきます。

針金を心棒にする場合には、でき上がりを考えて大まかな形に針金を( ⑤ )ておくことで、形をつくりやすくなりますし、粘土もつきやすくなります。木材の心棒の場合には細かい形にこだわらなくてよいです。

粘土をつけていく際には全体の大きな形を捉えてつけていきます。その際に( ⑥ )を大事にします。そして少しずつ細かなところに視点を移しつつ、粘土を余分につけたり削ったりして仕上げていきます。

その際にも全体の大きなかたまりをたえず離れた位置から確認して、バランスが取れているか確認します。像の動きや( ⑦ )した感じが大切です。

答え ①塑像 ②心棒 ③木 ④つきやすく ⑤曲げ ⑥バランス ⑦生き生き

問2.次は粘土で像を作る際の手順を表す文です。文の( )に適する語を入れよう。

(1)対象をよく見て( ① )をします。

(2)( ② )には針金や木材を台に打ち付けてしっかり固定します。

(3)心棒に( ③ )を巻いていき粘土を付着しやすくします。

(4)大まかに( ④ )を見ながら粘土をつけていきます。

(5)いきいきした動きのある様子を大切にしながら( ⑤ )に粘土をつけていきます。

答え ①スケッチ ②心棒 ③しゅろ縄 ④全体 ⑤細部