木彫の練習問題

木彫についてはリクエストが多いのでさらに練習問題を作りました。さらに理解を深めるためにお使いください。

問1.次の文の( )に適当な語句を入れよう。

木を彫る(木彫)場合には粘土のようにはあとから( ① )ことはできません。したがって( ② )をしっかり練ってからつくります。

②を練るにはスケッチや調べて彫りたい形のものをよく( ③ )したり、調べたりします。必要なところは繰り返しスケッチを繰り返してよく形を理解します。その際のポイントは( ④ )的な形をしっかり捉えられるようにすることです。

構想画できたら、実際に彫る木に各々の方向からみた形を( ⑤ )ます。その際に木に( ⑥ )線や方眼線を入れていくと形状を移しやすいです。

そのあと( ⑦ )に移ります。のこぎりやのみなどを用いて、おおまかに不必要な面や部分を削り落とします。形を書き入れた線などが消えてしまうので書き足していきます。

彫る道具は、のみ、のこぎり、彫刻刀、切り出し刀、そしてのみをたたくのに使う( ⑧ )などです。⑦ができたら、もう一度もとにしたものの形をよく観察して彫る部分がどこになるか再度デッサンを書き入れます。

彫る場合にはのみは刀表の面を彫り残す側にして彫ります。一面のみでなく、いろいろな( ⑨ )から観察して、全体の( ⑩ )をとりながら彫ります。いつでも全体の形が⑩が取れていることが大切です。

大まかな形が取れたようなら、細部の形状を彫っていきます。この場合には彫刻刀などを使うと作業しやすいです。

答え ①付け足す ②構想 ③観察 ④立体 ⑤書き入れ ⑥中心 ⑦木づち ⑧木づち ⑨面 ⑩バランス

風景画の描き方

風景画を描くときには、ポイントがあります。基本的に遠近法を使って描きます。

遠近法は、近いものは大きく、遠くにあるものは小さくします。これは線遠近法といいます。

それに対して近くのものははっきりと、遠くにあるものは淡く描くことがあります。こちらは空気遠近法といいます。レオナルド・ダ・ビンチはこの手法を使ってモナリザなどの名作を製作しています。

そして絵の風景の奥行きをあらわすために、遠景・中景・近景の一部が重なり合うように描くと、絵らしくなります。

それから野原、田畑、川や湖、山なみ、水平線、地平線などの水平線を描く際には、近くにある場合には間隔を広くします。その一方で遠くにある場合には間隔を狭くして距離感を出します。

またこれは着色の際に注意することですが、目でみて飛び出してくるように見える進出色と、見ると後退していくように見える後退色を組み合わせると、同じように奥行きの広がりを表すことができます。

構成美の要素の練習問題1

構成美の要素についての練習問題です。

問1.次の問いに答えよう。

(1)構成する要素のかたちや色が、全く正反対でありながら調和をしているものを何といいますか。次から適するものを選び記号で答えよう。

 ①リピテーション ②コントラスト ③シンメトリー

(2)構成する要素の比がいろいろあり、それでありながら全体としてまとまりをみせているものを何といいますか。次から適するものを選び記号で答えよう。

 ①リピテーション ②コントラスト ③シンメトリー ④プロポーション

(3)構成する要素の中にとくに目立つものあり、それでありながら全体としてまとまりをみせているものを何といいますか。次から適するものを選び記号で答えよう。

 ①リピテーション ②アクセント ③シンメトリー ④プロポーション

(4)構成する要素がある法則にしたがって、動きや配置をもち、それでありながら全体として動きやまとまりをみせているものを何といいますか。次から適するものを選び記号で答えよう。

 ①グラデーション ②アクセント ③シンメトリー ④リピテーション

(5)構成する要素が対称の軸や点対称の中心にしたがって、動きや配置をもち、それでありながら全体として動きやまとまりをみせているものを何といいますか。次から適するものを選び記号で答えよう。

 ①シンメトリー ②アクセント ③プロポーション ④リピテーション

答え (1)② (2)④ (3)② (4)④ (5)①